弟へ、すごく怒りの感情が沸いてきて…
私はつらかった。
あんなに家に穴をあけて、
自分のあたまもたたいて、
私はつらかった。
私はつらかった。
つらい。
弟は、思春期のとき、脅迫神経症になって、
自分の頭の中のよくない考えを打ち消すために、
自分の頭を殴り、
(出血しても殴る光景をみていた)
家の壁にも穴をあけ
打ち消す怒鳴り声は近所中に聞こえ
そんな家のなか、私は高校に通って
顔中 ニキビだらけだった。
ニキビをできてはつぶして 顔は鼻が真っ赤で穴だらけ。
犬を飼っても犬が夜中じゅう吠えて、
ポストに「うるさい」と書いた紙が放り込んであり
雨が降ると「雨ですよー」と洗濯物を心配して声をかけてくれていた、隣の奥さんはいつからか雨が降っても声をかけなくなり
うちはひとなみじゃない
普通じゃない
そんな感覚が
わたしのなかにあって
今も時折
ひとなみから外れそうになると
必死で輪の中にはいろうとしたり
疎外感をかんじたり
そういうこころはここからきているのだろうか?
お金もないし
父や母に
いいたいことも、
たくさん飲みこんだ。